施工事例_若林駅(名鉄豊田線)
Works
線路高架化に伴う切替工事
名鉄の高架化事業に伴う線路切換工事(愛知県の豊田市若林駅付近)の事例をご紹介します。
工事が完成すれば、踏切で待つこともクルマの渋滞もなくなる予定です。
工事の完成までにはかかる期間は長いですが、やるべき仕事にチーム一丸となって望みます。
Flow
施工の流れ
現在、運行している線路の横に「仮線」をつくり整備します。電車の運行に支障がないよう配線の整備なども行い、現在運行している線路と同じ設備にする必要があります。
「仮線」の完成後、現在の線路から「仮線」への切り替えを実施します。切り替えはみなさまの暮らしに影響がないよう終電後から翌日の始発までの間におこないます。
切り替えで利用しなくなった線路を撤去し、高架化工事を行っていきます。高架化には時間がかかりますが、各社と協力しつつ、しっかり実施していきます。
完成した高架化線路に切り替えます。やはり切り替えはみなさまの暮らしに影響がないよう終電後から翌日の始発までの間におこないます。
線路の高架化をするにあたっては、今回の工事でもある「仮線」への切替えが「はじめの一歩」。
切替え作業は終電後から翌日の始発まで実施されるので、そのときにはスタッフのみなさんにも夜業をお願いすることがあります。
Report
工事現場から中継
わたしたちの現場での仕事の様子をお伝えします。
もともと昔に利用していた「仮線用地」があり、この用地を整備して新たな「仮線」として利用します。
この工事でまわり道もしていただくことになり、近郊の方にはご迷惑をおかけします。看板を設置して地域のみなさまにアナウンスを。
工事現場ではトラックで持参した資材もたくさん。
このような「カーゴクレーン」という積載型トラッククレーンを使う場面もあります。
さっそく「仮線」に新しい信号ケーブル(光ファイバーケーブルなど)を敷設していきます。
施工の範囲が広いため、スタッフ同士のチームワークが欠かせません。
お互いに気になったことは、その場で相談しあい、
ミスのないように確実に信号線の整備を進めていきます。
線路の側部にはたくさんの信号ケーブルを通しますし、
たくさんの信号線をまとめるのに、細部までしっかりと。安心安全のもとに確認しながらつなげていきます。
気になるところがあれば、スタッフに声掛けをし、
見直しするときもあります。
そうして仕事をすすめている中、名鉄豊田線の電車がわたしたちの横を走ってきました。
こちらの仮線の準備が終わると、こちらの線路を走ることになります。
向こうから軌陸車(きりくしゃ)がやってきました。道路と線路を走れるトラックです。
クルマでは線路の奥には行けないわけですが、軌陸車であれば線路の奥に材料を運んだり、線路のメンテナンスを確認することができます。
これだけ規模の大きな仕事、他社さまとの連携も必須となります。
この箇所については順調に整備できました。先の線路の仕事がありますからまだまだ続きますけどね。
わたしもたまには現地に伺って、スタッフのみなさんの仕事を見せてもらって現場を学んでいます。
…ということで現場からは以上です。
みなさまの暮らしと社会を支えるやりがいのある仕事です。
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